Your cart

超急性期脳梗塞診療における 迅速クレアチニン測定器の 有用性について

配信日: 2021年06月24日 (木曜日)  18:00 (日本標準時) 以降はオンデマンドで視聴可能です。

所要時間: 15 分

このウェビナーを視聴する


概要

救急外来に関わる先生方におかれては「搬入患者に対し、CTアンギオやMRアンギオの撮影をしたいが、その前の造影剤腎症発症のリスク評価の時間をもっと短くできないか?」と思った経験がお有りではないでしょうか?

本ウェビナーでは、1.2μlの指先血で、30秒で結果表示する【携帯型迅速クレアチニン測定装置】の導入前後での「病着から血管内治療まで」の時間短縮、中央検査部の分析装置との測定値相関状況、といった気になる研究結果が示されます。

症例紹介一例と「rt-PAと血管内治療について」の簡易解説も含め15分間のウェビナーです。
脳神経内科、脳神経外科はもちろん、緊急造影撮影診断をされる先生方におすすめの内容です。

本セミナーは配信開始後はいつでもオンデマンドでご視聴いただけます。


演者片山 優希 先生(Dr.KATAYAMA Yuki)
脳神経内科
青梅市立総合病院


ノバ・バイオメディカルのウェビナーをもっと見る

ノバ・バイオメディカルWebページ

心不全症候群におけるクロライド:その病態生理学的役割と治療的意義

演者:片岡 一 先生(医療法人慈恵会 西田病院 循環器内科 部長)
配信日:2021年6月4日18時 以降はオンデマンドで視聴可能です。

このウェビナーを視聴する


<講演要旨>
これまで心不全の病態理解と利尿剤治療は、“ナトリウムと水”を中心として展開されてきました。陰イオンであるクロライドは、陽イオンであるナトリウムの相方として多量に存在していますが、心不全の病態においては、長らく注目されることなく、今日に至っています。

ところが、近年、心不全の予後指標、および病態において、クロライドが果たす役割の重要性が報告されるようになり、私自身、この数年、心不全病態の体液分布制御におけるクロライドの役割を指摘してきました。

一方、腎臓におけるクロライドの役割は、30年ほど前には明らかにされており、尿細管-糸球体フィードバック (tubulo-glomerular feedback) の概念として確立しています。

そこで、この講演では、クロライドを軸に、心不全の病態および利尿剤治療を中心に、お話したいと思います。

講演内容は、第1に、心不全概念の変遷とクロライドが注目されるに至った歴史、第2に、すでに知られているクロライドの生理的役割、最近明らかにされた心不全での役割と心不全クロライド理論の提唱、第3に、クロライドによる体液分布制御の話、第4に、血管内と組織のうっ血について、最後に、クロライドへの治療介入を目指した、利尿剤の位置付けと、クロライド理論に基づく、新たな利尿剤機能分類の提案について、との構成になります。

一連の内容は、心不全病態におけるクロライドが果たす役割を理解する上で、大きな助けとなるでしょう。この講演が、心不全症候群の病態理解と、治療戦略の進歩に寄与することを期待します。


演者:片岡 一先生(Dr.Hajime KATAOKA)
西田病院 循環器内科


ノバ・バイオメディカルのウェビナーをもっと見る

ノバ・バイオメディカルWebページ